※前世療法は占いではなく心理療法です。
※ご本人の承諾を得てますが、仕事内容は伏せます。
20代前半 女性
前世療法希望
悩みがある訳ではなく、前世に興味があるそうです。
悩みがあるわけではないと言われましても施術前には少しお話を伺うのですが
悩みと言うより、仕事も楽しくて将来の夢もあるけど、
『自分に出来ることなのだろうか?』という不安が少しだけあるそうです。
『では、その不安に対する答えも出たらいいですね』と施術開始。
今の自分に一番関係している前世に行くよう誘導
時代はそんなに古くないようです。
瞳がブルーの10才の少年、両親と自分の3人家族
体格のいいお父さん、優しいお母さん
友達と遊ぶのが大好きで、学校ではダラダラしている自分
とても幸せそうです。
10代では特に この人生の中で重要な出来事もなかったようなので、20代に移ろうとしたのですが、なかなか移る事が出来ません
あなたが10代で一番悲しい事があった場面へ行きましょう。嫌かもしれないけど頑張って行ってみましょうと誘導
※嫌な場面には行くのを潜在意識が拒みます
10代の終わり頃、お母さんが交通事故で亡くなっていました。
お父さんと2人きりの生活が始まり、お父さんは頑張って明るくしているので、彼は悲しんだり、甘えたい時でも素直に甘える事が出来なかったそうです。
トランスの中で、当時は言えなかったけれど、
「お父さんに寂しかったこと、泣きたかったこと、もっと甘えたかったことを伝えてみて下さい」と誘導。
何も言いたくないというので「では何も言わなくていいからお父さんに抱きついてください」と誘導。
何も言わないでお父さんに抱きつき、(その時、彼(クライアント女性)は泣いてます)
お父さんは驚いたようですが、それだけで気持ちは伝わったようで黙って彼を抱き締めながら涙を流したそうです。
【このような疑似体験をすると心が軽くなります。】
一頻り泣いた後、その後の彼の人生を見て行きました。
仕事と趣味を愛し、気ままに過ごし、結婚はしないまま若くして事故で亡くなりました。
前世療法の場合、必ずその人生の終わるところを見てもらい、
『どんな人生でしたか? 何かやり残したことはありますか?』
『生まれ変わったら、どんな人生にしたいですか?』
この質問の答えが現在の自分へ一番必要なメッセージとなるのです。
前世での彼も好きな仕事をしている人でした。仕事を愛す現世の彼女にとてもいいメッセージくれていました。
前世療法を受けた方は皆さんそうですが、トランスの中ででも一度「死」を経験すると『この人生は一度きり。悩んでいるなら生きているうちに自分のやりたい事を恐れずにやってみよう』という気持ちになるようです。
でもこのクライアントさんの目的は『前世を知りたい』でしたので終った後は、外国人だった自分や、大泣きした自分に「わ~、不思議~!」と驚いていました。
興味本位で受けてみたかっただけであまり気にしていないと思っていたけど、仕事の方向性についてかなり悩んでいたことに気がつき、前世の自分から言われたメッセージで方向性も決まりました。
興味本位で前世療法を受けてみたいという方も是非受けてみてください。