自分には何が向いているのかを知りたい(前世療法 施術例)

前世療法は占いではなく、心理療法です。

※ご本人の承諾を得ています。

20代半ば 女性 未婚
【ご相談内容】
○自分に何が向いているのかを知りたい
○理由の分からない不安感
○男性が苦手

前世療法(心理療法)希望

 クライアントさんをAさんとします。

今までと恋人がいたことがないそうです。


今の悩みと一番関わりのある前世に行くよう誘導

出てきたのは6才の女の子。日本人です。名前は「ミサキ」

穏やかな両親と2才下の弟と幸せに暮らしています

10代になり恋人ができました
「彼が大好き。すごく幸せ」と言うミサキさん

しかし、彼はSEXした途端に彼は冷たくなり、横暴になったそうです。
特に言葉の暴力がひどくなりました。


彼の心の中を覗いてみるよう誘導

「ミサキは どうでもいい。ミサキには何をしてもいいと思ってる。
SEXをした事により自信がついて、他の女の子とも遊びたくなった」


何故ミサキさんに対して、そんな気持ちになったのか彼に聞いてみて下さい、と誘導

「ミサキは何でも言いなりだから 面白くない。自分でもこんな自分は嫌だけど、ミサキが何をしても何も言わないから止まらない」


結局、この彼とは別れました。


20代で何か重要な出来事があった場面へいくよう誘導

ミサキさんは違う男性と付き合っていて、その男性が話し合っている場面が出てきました。

彼が他の女性と付き合っていた事がわかり、ミサキさんが彼に問いただしていますが、彼はシラを切り通そうとしています。
ミサキさんは何も言えません。

結局この彼とも別れています。

何故ミサキさんは男性の言いなりになってしまうのか?その原因が分かる場面にいくよう誘導

出てきた場面はミサキさんの実家でした。両親とミサキさんがいます。

しばらくその場面を見つめ、理由が分かったようです。

『穏やかな両親、幸せな家庭でした。でも・・・何かとてもつまらない。付き合っていた彼らは馬鹿なんだけど正直で、人間臭い感じで好きだった。だから自分の元から去って欲しくなくて文句も言わなかった。でもあんまり酷くなると悲しくて。でも文句を言う頃には遅かった』


20代でミサキさんは結婚します。穏やかな男性と結婚し、子供が3人。

その後は特に問題もなく穏やかに過ごしました。

そして人生を終える時を迎えます。旦那さんと子供に看取られています。

ここでミサキさんに質問します。

「貴女の人生はどんな人生でしたか?何かやり残した事はありますか?次に生まれ変わるとしたらどんな人生にしたいですか?」


『 穏やかで幸せな人生だったと思います。でも、刺激が足りなかった。だから人に刺激を求めてばかりいた。自分自身で刺激的な人生を送れば良かった。旅をしてみたかった』


「 2009年のあなたであるAさんは、自分の方向性に悩み、自分はコンプレックスが多い、男性が苦手だと言ってます。これに対して何かアドバイスをお願いします。」

ミサキさんから、現在のAさんへのアドバイスは、(長かったので省略しますが)

『 考え過ぎ。傷つくのが怖いから行動出来ない。コンプレックスじゃない、臆病でプライドが高い』

ではどうして そうなってしまったのか?この後Aさんの幼い頃に記憶を戻し(退行催眠)、臆病でプライドが高くなった原因も判明しました。(この退行催眠の部分は省略します。)



最初のカウンセリングの時に「(異性と)付き合ったことはない」と言っていたAさんですが、
彼氏ではないですが、彼女がいる男性とは付き合っていました。
彼は、「彼女と別れる」と言いながら「彼女が鬱を患っているから別れられない」といったりの繰り返しだったそうです。

「それが本当の優しさなのかも疑問に思うし、彼もいろいろな事を抱えているから仕方ないと思い我慢してきましたが、もう私も辛いものは辛い。優柔不断な彼も嫌になり、自分をもう少し大切にしたいと思い始めました」

彼とは別れたそうです。
理由のわからない不安は、彼との恋が終わり 自分に自信をなくしていたからでした。

今の悩みに関係があった前世は、きっと穏やかな幸せよりも刺激のある恋愛を楽しんでいたミサキさんの男性の好みや、我慢出来てしまう部分が似ていたからかも知れません。

Aさんは気持ちを切り替える為にも何かを始めたいと思い、ワーキングホリデーに行こうか迷っていたそうです。

行きたい気持ちはあるけど、何となく怖くて迷っていたそうなのですが、カウンセリングが終わる頃に
『 決心しました。行きます!』と明るい顔で元気に言いました。

潜在意識では行くことを決めていたのでしょうが、何か後押しになるものが必要だったのかもしれませんね。



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