お嬢さんからお母様のカウンセリングのお申し込み

今日のクライアントさんは70代の女性。
電話カウンセリングで、ご相談内容は度重なる体調不良についてでした。病名は七つ。心因性のものと診断されたのは一つです。

この方の症例はまた別に書きますが、カウンセリングは1時間で終了しました。

終了後には「ああ、本当にスッキリしました」と仰ってくださり、その後に「娘に、ここに電話しなさいって言われた時は、電話なんかしたってどうにもならないって思ってたんですけど、電話してみて本当に良かったです~!」と、お嬢さんに勧められたことを教えてくれました。

考えてみたら、今までに息子さんから お父さんやお母さんのお申し込みをということも、お嬢さんからお父さんのお申し込みというのも無いですが、60代~70代の女性はお嬢さんがお申し込みをしてくれたという方が多いです。

娘さんからのお申し込みといえば二年前に不思議で面白い出来事がありました。

お昼頃、女性から電話があり

女性:「あの、今、○○神社の前にいるのですが、そちらは(マグノリア)ここの近くですか?」

ホームページの地図にはおおよその場所と町名までしか載せていないのですが、その時のセッションルームはとても小さな町にあったので、町内ならどこでも近いことが分かります。

その○○神社は、マグノリアから歩いて1分の場所でした。

私:「ええ、ここは神社を曲がって直ぐに在る○○ビルですよ。カウンセリングのお申し込みですか?」

女性:「いえ、あの、母が。 あ、○○ビルが見えてきました。何号室ですか?」

女性は歩きながら話しているからか、息遣いが少し荒いです。


私:「お母さまのカウンセリングのお申し込みでしょうか?」

女性:「あの、母は80代なんですが、80代でもカウンセリングを受ける人はいますか?」

私:「80代の方は初めてですね。70代後半の方はいらっしゃいますよ」

女性:「あの、今カウンセリングをやっていますか?」

私:「いえ、でも後1時間したら予約されている方がいらっしゃいますので、今からは無理なのですが」

女性:「いえ、あの、母がカウンセリングというものを受けてみたいけど、その前にどんなものなのか、カウンセリングをやっているところを見たいと言ってるんですが。あ、今、前につきました。1時間待ってもいいので見せてもらっていいですか?」

他の方がカウンセリングを受けているのを見学させて欲しいということでした。

聞いたままを考えたら意味は分かるのですが、一瞬いたずら電話かとも思いました。

でも、電話で話している合間に女性が「ちょっと待ってよ、」など、お母さんらしき人物に話していて、何を言っているかまでは分かりませんでしたが年配の女性の声も聞こえたので本当なんだと思いました。
目の前まで来てくださったのに申し訳なかったですが、なぜ見学が駄目なのかと、カウンセリングとはどのようなものかを説明させていただきお断りしました。

電話を切った後、
二人は家を出る時から、これ(見学)を目的に出てきたんだろうか?
それとも出かけている最中に思いついたのかしら??と考えてしまいました。

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